ライオンズ必携第61版(2023~2024)より
アクティビティ Service Activity ライオンズクラブが、その地域社会などに対して行うあらゆる奉仕活動のことを日本では短く、アクティビティといっている。アクティビティは、クラブが単独で行うのが基本である。しかし現実には地域社会の情報化に伴い、いくつかのクラブが合同で、あるいは他の奉仕団体や地方自治体と合同で行ったり、地区単位で行う場合がある。また地震や洪水などにより、大災害が発生した場合は、地区が全国のクラブに救援を呼びかけることもある。阪神大震災の時は、全国のクラブから、11億円が集められた。東日本大震災の時は、日本を含めて全世界からLCIFへ2,100万ドルが指定寄付された。 ライオンズには国際的アクティビティ機関としてLCIFがあるが、日本ライオンズはこのLCIFへの支援においても際立っている。 アクティビティはクラブ存立の根幹にかかわる問題である。各クラブは地域の人々から共感を得られるような、すぐれたアクティビティを実施するため日夜精進している。 アテンダンス Attendance(出席) 例会出席のこと。会員の主要な義務の一つで、万一例会に出席できなかった場合も規則に基づいてメーク・アップすれば出席したものとして取り扱われる。5年、10年、15年など連続皆出席の会員には、有料であるが、賞が用意されている。 アワード Award 国際会長または地区ガバナーなどから、故人またはクラブに与えられる各種の賞のこと。会員キー賞、エクステンション賞、各種功労賞などがある。 エスカーション Excursion チャーター・ナイト、地区大会などの際に通常行われる親善旅行、見学旅行など。 エクステンション Extension ライオニズムを拡張するという意味で、具体的には国の内外に新しいクラブを結成することをいう。日本ライオンズ創立以来、社会奉仕の新しい同胞クラブを作ろうという動きは全国に広がり、1990年代にクラブ数が3千を超えたこともあったが、最近は一時期ほど新クラブの結成は多くなく、趣味や職業など共通の関心事を中心とするスペシャリティクラブ・プログラムが実施されている。外国へのエクステンションでは、 1993年 東松山クラブ(330-C)がモンゴルのウランバートルに、 1998年 千葉市内の3クラブ(333-C)がカンボジア王国のプノンペンに、 2001年 郡山クラブ(332-D)がカンボジア王国のプノンペンに現地クラブと合同で、新クラブを結成した。 2012年 市川クラブ(333-C)がセルビア共和国のクラグィヴァツに、 2012年 船橋と千葉市内の4クラブ合同でカンボジア王国のシェムリアップに、 2014年 千葉・船橋・柏市内の4クラブ(334-C)が合同でシェムリアップに 2018年 福岡ホストクラブ(337-A)がミャンマーのヤンゴンに新クラブを結成している。 会員の種別 Categories of Membership 会員の種別には正(Active)、不在(Member-at-Large)、名誉(Honorary)、優待(Privileged)、終身(Life)、準(Associate)および賛助(Affiliate)および得点会員(Discouted Member)の8種類がある。 会員委員長 Membership Chairperson 会員委員長は、クラブのグローバル・アクション・チームの主要メンバーでクラブ理事会構成員となり、新会員を勧誘する。 会計年度 Fiscal Year ライオンズクラブ国際協会、複合地区、地区およびクラブの会計年度はすべて7月1日から翌年6月30日までの1年間であり、12月末を境として上半期と下半期に分けられている。 ガバナー District Governor 正式には地区ガバナーといい、国際協会の役員である。地区年次大会において選出され、地区においてライオンズクラブ国際協会を代表し、さらに、地区運営の責任者としてキャビネット構成員を指導する。また、その任期中に地区内のクラブに対して公式訪問を行う。任期は国際大会の閉会時から次の国際大会の閉会時までで、連続再選は許されない。 ガバナー・エレクト District Governor-Elect 地区ガバナーは地区の年次大会で選出されて、その年度の国際年次大会閉会と同時に正式に就任するのであるが、選出されてから就任するまでの間ガバナーエレクトと呼ばれる。 ガバナー協議会事務局 Office of District Governors Council 複合地区会則によって、それぞれの複合地区に設置され、複合地区の種々の業務を処理している。 ガバナー公式訪問 District Governor’s Official Visit 国際付則第10条2項(a)に基づき、その任期中に必ず1回は原則として単一クラブを公式に訪問し、直接指導監督する。ゾーン・レベルやオンラインでの訪問も可能。 ガバナー諮問委員会 District Governor’s Advisory Committee ゾーン・チェアパーソンを議長に、ゾーン内のクラブの会長、第一副会長および幹事で構成される地区ガバナーの諮問機関である。年に4回定例会議を開く。 キャビネット Cabinet 地区ガバナー・キャビネット(Distric tGovernoer’s Cabinet)を略してこういう。議長としての地区ガバナー、前地区ガバナー、第一及び第二副地区ガバナー、地区名誉顧問会議長、キャビネット幹事、キャビネット会計、リジョン・チェアパーソン、ゾーン・チェアパーソン、地区委員長などをもって構成される。 緊急援助資金(複合地区)Emergency Reserve Fund 複合地区において緊急災害に備え援助資金として積み立てたもので、複合地区が定めた緊急援助資金規定に従って援助が実施される。この規定によって行われる災害援助は複合地区としての速やかな意思表示に重点を置くもので、大きな災害が生じた場合は、地区またはクラブは従来どおり援助活動を積極的に行うべきである。緊急援助資金が著しく小額となった場合には、複合地区大会の決議を経て会員に資金の拠出を要請することができる。 グッド・スタンディングGood Standing クラブが国際協会や地区に対して、国際会則第8条(クラブ)、国際付則第11条4項(クラブの責務)、第12条(会費)をはじめ会則・付則の各条項を遵守して運営されること。ステータス・クオであったり、国際(地区)会費が未納であったり、50ドル以上の一般債務の未払い残高が90日以上経過したりなどしているクラブは該当しない。グッド・スタンディング・クラブでなければ各種大会に代議員を派遣することができない。また、クラブを構成する各会員は、その所属クラブに対し上記に準じてグッド・スタンディングでなければならない。グッドスタンディング会員でなければ代議員にはなれないし、クラブ、地区または国際協会の役員になることもできない。 クラブ支部プログラム Club Branch Program クラブ会則第10条により、親クラブの1つの付設組織として支部を開設し、独自に例会を開いて奉仕活動が始められるようになっている。 クラブ年次会合 Club Annual Meeting 毎年6月に理事会の決定する日時および場所で開催されるが、例会をこれに当ててもよい。ここで役員は任期中の最終報告を行い、新しく選出された役員が披露される。 クラブ優秀賞 Club President Excellence Award グッド・スタンディング、マンスリー・レポート提出、進入会員など一定の条件を満たしたクラブの当該年度の会長に国際協会から贈られるアワード。 クラブ理事 Club Director 任期は2年で、半数ずつ毎年改選される。理事の呼称については、国際理事と同様に、1年目の理事を1年理事、2年目の理事を2年理事とする。理事はクラブ役員(Officer)であり、すべての理事は他の役員とともにクラブ理事会を構成し、クラブ会則第8条3項の任務を遂行する。 ゲスト・スピーカー Guest Speaker クラブ例会に招かれて講演する当該クラブ会員以外の人を指す。 国際理事 International Director 国際会則第5条第3項により、全世界から35名の国際理事が選出される。選出方法は国際会則第5条及び付則第2条による。日本からはP318のとおり71名がすでに選出xれている。国際会長、前会長、3名の副会長およびすべての国際理事によって構成されている国際理事会は協会の最高執行機関であって、国際大会直後、10月または11月、3月または4月及び国際大会直前の年4回定例会議を開いている。 賛助会員 Affiliate Member 1997年7月フィラデルフィアで国際会則が改正され、新設された会員。クラブの正会員として全面的に活動できないが、クラブとその奉仕活動を支持し、クラブを賛助したい地域社会の優れた人物。この会員籍はクラブの理事会の招請によって与えられる。賛助会員は、クラブ関係の事項について各種レベルの大会代議員なることはできないし、クラブ委員になることを除いて、各レベルにおける役員、委員になることはできない。ただし、この会員は地区会費、複合地区会費、国際会費、そのクラブが課す会費を払わなければならない。 シェブロン Chevron 長期在籍を認めるチャーター・モナークとモナーク・シェブロンは10年の在籍年数を初めとして、以降5年ごと(10年、15年、20年、25年・・・・)無償交付され、毎年第一四半期に地区ガバナー宛に一括発送される。クラブは、チャーター・モナークとモナーク・シェブロンを、公式クラブ用品カタログにより購入することができる。なお「シェブロン」とは、アワードの名称ではなく、山形の襟章や袖章のことである。 終身会員 Life Member 20年以上正会員であり、所属クラブ、その地域社会もしくは国際協会に対してその功績の著しい者、または重病人、あるいは15年以上正会員であり、少なくとも70歳に達している者は、今後の国際協会費全額に変わる650ドルの納入等所定の手続きを経れば終身会員になることができる(1994年7月の国際大会において、正会員としての年数が「継続」から「通算」に改められた) 準会員 Associate Member 1996年7月のモントリオール国際大会で国際会則が改正されてできた全く新しい概念の会員である。この準会員の取り扱いについては予め元のクラブと新しいクラブで、次の事項について協議、決定しておくことが望ましい。 1.準会員の新クラブでの例会出席について元のクラブへの月々の報告 2.原則として徴収しないが、必要な場合の新クラブへの入会金 3.新クラブへ納入する準会員の年額運営費、アクティビティ資金など。 準地区 Sub-District 複合地区の一部分を形成する1地区をいう。準地区は地区ガバナーを選出する。特に区別を要しない場合は、単に「地区」と呼称すればよい。 スポンサー Sponsor 新会員をクラブに推薦すること、またはその推薦を行った会員。スポンサーとなった会員は、新会員に対して常に関心を持ち、新会員が活動的な会員になれるよう配慮するとともによき相談相手とならなければならない。クラブが新クラブの結成を主力となって推進することもスポンサーといい、このクラブをスポンサー・クラブと呼ぶ。スポンサー・クラブは新クラブ結成後も、例会の指導やチャーター・ナイト開催の援助など、あらゆる指導と援助をする。YCEにおいて、青少年を送り出す側になるクラブなど、ある事業について特別の面倒をみるクラブもまたスポンサー・クラブと呼ばれる。 スローガン Slogan 「自由を守り、知性を重んじ、我々の国の安全をはかる(Liberty,Intelligence,Our Nation’s Safety)」は国際協会のスローガンである。また、複合地区大会や地区大会においてアクティビティの統一目標を示すスローガンが採択されることが多い。 ゾーン Zone 地区ガバナーは、地区管理のため、地区をいくつかのリジョンに分け、さらに、そのリジョンを4ないし8のクラブから成るゾーンに分ける。ゾーンごとにゾーン・チェアパーソン(Zone Chairperson)が地区ガバナーによって任命される。 ゾーン・チェアパーソン Zone Chairperson 地区ガバナーおよび(または)リジョン・チェアパーソンの指導監督を受け、責任者としてゾーンの運営に当るとともに、ゾーンにおける地区ガバナー諮問委員会の委員長として諮問委員会定例会議を開催し議長を務める。 代議員 Delegate 代議員はクラブ会員の中から選ばれ、国際大会、複合大会、地区大会などに出席して議案について表決する。代議員の数は、国際大会へは会員25名ごとに、その他の大会へは在籍1年と1日以上の会10名ごとに1名とし、代議員に欠員が生じたときは補欠の者を代議員として表決に参加させることができる。代議員でなければ大会に出席しても表決権を持たない。東洋東南アジア・フォーラムに参加する会員もDelegateと呼ばれることもあるが、正式の意味での代議員ではない。 地区 District 国際協会は、クラブを管理するために多くの地区に分けられている。地区には単一地区(Single District)、準地区(Sub-District)および複合地区(Multiple District)があり、国際付則第8条2項により地区編成の必要最低条件は、35クラブまたは1,250名の会員数である。なお国際理事会の承認により規定に満たない暫定地区(Provisional District)や移行地区(Transitional District)が存在する。 単一地区とはある一定の地域または国が一つの地区を形成し、1名の地区ガバナーを選出している場合をいう。2名以上の地区ガバナーを持ち、それが一つの単位としてまとまって運営されている地域を複合地区といい、その構成単位を準地区という。日本には現在330・331・332・333・334・335・336および337の八つの複合地区があり、330-A地区という場合は330複合地区の中のAという準地区を示すことになる。 チャーター Charter(認証・認証状) 国際理事会は、新たに結成されたクラブを国際協会の一員としてチャーター(認証)し、その証(あかし)としてのチャーター(認証状)をおくる。チャーター(認証)されたクラブは、その日からライオンズ協会の会員となり、すべての権利・義務が与えられる。 チャーター・ナイト Charter Night 新クラブが国際協会の一員となった証(あかし)として交付される認証状の伝達である。認証状の伝達は、地区ガバナーが国際協会を代表して行うのが通例。ブラザークラブは招かれて祝意を表し、新クラブはチャーター・クラブとしての誓約を行うなど、門出を祝う行事がなされているが、奉仕団体の発足にふさわしいものとし、特に華美にならないように留意する必要があろう。 チャーター費 Charter Fee クラブ結成のときに、チャーター・メンバーが国際本部へ収める入会金(35ドル相当額)(転籍チャーター・メンバーの場合は20ドル相当額) チャーター・メンバー Charter Member クラブ結成の際の創立会員のこと。結成後90日以内(ただし、90日より前にチャーター・ナイトが挙行された場合にはその時点まで)に結成クラブに加わった会員は、前期チャーター費を支払って、チャーター・メンバーとして登録することができる。 会員としての義務と権利については、その他の会員と異なるところはない。チャーター・メンバーは一度退会しても、元のクラブに再入会して奉仕歴維持書式によって国際本部に申請し承認されると、再びチャーター・メンバーとなる。しかし、他のクラブに入会した場合はチャーター・メンバーとはならない。 テール・ツイスター Tail Twister 例会や会合で種々のアイデアによって会合を盛り上げ、会員間の親睦を図るのがその任務である。そのために会員にファインを課す権限が与えられている。 1998-99からテール・ツイスターをクラブに置くか否かはクラブが自由にきめてよいことになった。しかし、日本ではテール・ツイスターはファインのほか、ドネーションにも深くかかわっているので、一般にその設置は必要と考えられている。 登録料 Registration Fee ライオンズの各種催しの際の参加料である。 東洋東南アジア・フォーラム Orient and Southeast Asian Lions Forum 国際協会は会則で八つの地域(Area)に分けられており、日本は東洋東南アジアに含まれている。東洋東南アジア・フォーラムは親善を深めることを主目的としてこの地域内のライオンズ国(日本、台湾、フィリピン、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、韓国、タイ、グアム、パラオ、ミクロネシア、サイパン、モンゴル、カンボジア、中国(香港、マカオを含む)、ラオス)のクラブの代表の参加によって開催され、この地域に共通の問題を話し合っている。国際理事会は、このような地域フォーラム(Area Forum)を、友好、親善、経験交換、ライオニズム高揚のための行事として認めているが、その決議はクラブまたは会員を拘束することはできないという点で、地区大会、複合地区大会、国際大会とは基本的に異なる。東洋東南アジアフォーラムはOSEALフォーラムと略称されている。 ドネーション Donation 会員の慶事、誕生、結婚、入学、新築、全快などの内祝や弔意、見舞などに対する謝礼その他の意をもって会員が自発的に行った寄付金がこれである。金額に制限はない。テール・ツイスターはいろいろな事実を紹介して、会員が寄付を行うのを助ける。 日本ライオンズ Japan Lions 複合地区会則に基づいて設置され、各複合地区共有・共同の事務所として、日本国内の各複合地区に共通する事務処理を行っている。2016年7月、一般社団法人日本ライオンズ設立。 入会金 Entrance Fee 新会員は入会に際し、クラブ会則で定められた入会金を納入する。クラブはこの中から、国際協会入会金を国際協会へ納入する。国際理事会は国際協会入会金を35ドルと定めている。 バナー Banner(旗) 正式クラブ旗のこと。各クラブの創意と工夫で作られるテーブル・バナーあるいはフレンドシップ・バナーのことを単にバナーという場合も多い。このバナーの交換が国の内外を問わずクラブ間で行われている。 ファイン Fine ライオンズの例会その他会合において、その場の空気を沸き立たせ、会員相互の親睦を図る目的で、テール・ツイスターはファインを課す権限を持っている。クラブ会則ではファインの額はクラブ理事会が定める額以下とし、1会合では同一会員に2回を超えてファインを課せられないし、また、テール・ツイスターからは満場一致でなければファインを取ることができないとしている。ファインは金額的には僅少なもので、アクティビティ資金の当てにすべきではなく、運営費にくりいれるのが原則である。 フォーラム Forum 国際協会の目的の(g)項にいう自由に討論できる場を指すが、その決議が会員およびクラブに対して拘束力を持たない会合を、大会と区別してこう呼ぶこともある。東洋東南アジア・フォーラムの項参照 複合地区 Multiple District 1国または1地域が多数の地区に分割されているとき、これらを総合して複合地区を作り複合地区を形成する各地区は準地区(Sub-District)となる。複合地区は複合地区会則に基づいて運営される。1976年7月から日本ライオンズは330・331・332・333・334・335・336および337の八つの複合地区に分割され、それぞれのガバナー協議会のもとに複合地区が運営されている。しかし、会則、YCE活動、国際大会参加などの共通の問題は8複合地区の協議によって処理される。 副地区ガバナー Vice District Governor 1994-1995年度から副地区ガバナー制度が設けられ、2008年国際付則改正により第1及び第2副地区ガバナーの複数設置となった(国際付則第9条6項(b)(c)参照)。その任務は、付則第10条2項に規定されるとおり、地区ガバナーとチームを構成し、力を合わせ地区において効果的にリーダーシップを発揮する。地区ガバナーチームは地区における協会の代表者であり、国際理事会の全般的監督下に置かれる。 ブラザー・クラブ Brother Club 兄弟クラブのこと。狭い意味では同一のクラブによってスポンサーされたクラブどうしのことを指すが、広く全地区、全日本、全世界のクラブをこのように呼ぶ場合が多い。 ホスト・クラブ Host Club 客を迎える主人側のクラブの意味で、会合、催しなどを主催する地元のクラブやYCE学生の受け入れ側のクラブをこのように呼ぶ。地区大会や複合地区大会を運営するのもホスト・クラブである。また、同一市内に多くのクラブがあるときは、そのうちの最も古いクラブは国際協会の認可に基づいてホスト・クラブと名乗ることができる。 マンスリー・レポート Monthly Membership Report(月例会員報告書) クラブ幹事が毎月オンラインで国際本部に提出する「月例会員報告書」のこと。ウェブサイト上で行うことから、省略してWMMRと呼んでいる。 メーク・アップ Make Up 以下、出席メーク・アップ規則参照 1.例会の前後それぞれ13日間以内に次のいずれかに該当する場合は例会に出席したと見なされる。 a. 他クラブの例会または特別会合への出席 b. 所属クラブの理事会の会合への出席 c. 所属クラブの常設委員会の正式会合への出席 d. 所属クラブ主催の会合(クラブ・アクティビティー資金獲得活動を含む)への出席 e. リジョンまたはゾーンの会合への出席 f. 国際大会、東洋東南アジア・フォーラム、複合地区、地区大会またはその他の正式 なライオンズの会合への出席 g. 上記期間中における国際本部、外国の地区または複合地区(state)事務局訪問(訪問の証明書が用意されている) 2.病気の為欠席した会員は医師の診断書を提出することによって自動的に出席したものと見なされる 3.軍務、証人として裁判所出席、公務出張、公職選挙法による公職、条例の要請の為欠席した会員は出席したものと見なされる。この場合証明書の提出を求めるかどうかはクラブの理事会が決定する 4.職務の関係で相当日数にわたる出張(海外出張を含む)のため、例会に出席不可能でありクラブが正当と判断した場合は出席と見なされる 5.近親者(配偶者、二親等内の血族及び一親等内の姻族)の喪に服する場合、10日間以内は出席と見なされる 6.妊娠または出産のために会員がやむをえず例会を欠席しなければならない場合、クラブ理事会とその会員が適切であると合意した期間は、出席したものと見なされる 7.会員が出席メーク・アップの必要要件を満たしている事を証明する責任はクラブ幹事にある ライオニズム Lionism ライオニズムとは最も崇高な人道的奉仕の理想に専念するライオンズという共同体の連帯の意識を指す。ライオニズムとは国籍、主義の異なった、また国境や海や迷信などで引き離された人々っをつなぎ合わせて、よりよい世界へ導こうとする信念である。 ライオン誌日本語版 The Lion ㏌ Japanese グッド・スタンディングの会員数が5,000名以上に達した地域においては、国際理事会の承認により、公式雑誌(北米版・スペイン語版)とは別個に、その地域独自の雑誌を発行することができる。ライオン誌日本語版もそのうちの一つで、国際理事会の方針に従って発行されている。 ライオンズ・カラー Lions Color ライオンズ・カラーは紫色および黄金色である。紫は高貴と荘厳を、黄金色は同様高貴を表し、太陽とその光芒を象徴するものである。 ライオンズクラブ国際財団(LCIF)1968年に国際協会によって設立された財団。LCIF理事会の構成は、理事22名、執行委員8名。寄贈をうけた基金を運用して、大災害や緊急事態の救済その他全世界的に人類の福祉に貢献することを目的とする。 ライオンズ(奉仕)デー Lions Day ライオンズクラブ国際協会の第一回大会は1917年10月8日から3日間テキサス州ダラス市で開かれた。この第1回大会を記念して毎年10月8日をライオンズ・デーとし、活発な記念事業を行っている。ライオンズ・デーは、1962年の日本の各地区年次大会および1965年の東洋東南アジア大会でその実施が決議され、さらに、1970年7月マッカロー国際会長は就任挨拶の中で初めてこれを世界ライオンズ奉仕デー(World Lions Service Day)として実施することを訴えた。 ライオンズ・ローア Lions Roar 文字どおり「ライオンズのおたけび」で、意図するところは、本来、退屈、疲労または眠気を一掃するため、議事を中断し、全員起立し両手を前方水平に突き出しつつ、勢いっぱい「ウオーツ」とやったところにあるらしい。会議の終了を示す場合または気勢を上げる形式としてのローアは、時代とともに推移したものと考えられる。いずれにしても本来一声形式のものであるが、万歳三唱などの風習に従い、三声形式も我が国では広く慣習化されている。 ライオン・テーマー Lion Tamer クラブ諸備品の整理、保管、会場設営などの職責がある。2002年クラブ会則改正により、設置は任意となっている。 理事Director クラブ理事についてはP.271参照 国際理事についてはP.273参照 会員委員長についてはP.265参照 リジョン Region 地区ガバナーがリジョン・チェアパーソンを任命した場合、地区は地区ガバナーにより、クラブの地理的位置によって10ないし16のクラブから成るリジョンに分けられ、リジョン・チェアパーソンがその運営に当る。 リテンション Retention 会員の脱落を防止し、会員数を維持すること。新会員の獲得も重要なことであるが、現在の会員のクラブに対する興味と関心を高め、脱落の防止に努めることは極めて重要なことである。 例会 Club Regular Meeting クラブは一定の日時をきめて必ず定例会を開く。厳格な式次第に従う伝統的な会やインターネットなどテクノロジーを駆使したオンライン会議など多様な開催方法をクラブが選択することができる。 レオクラブ Leo Club イオンズクラブのスポンサーおよび管理のもとに、スポンサー・ライオンズクラブのレオクラブ・プログラム委員会が適当と認めた青少年男女によって、クラブの所在する地域に組織され、青少年に指導力(Leadership)、経験(Experience)、機会(Opportunity)を与え、個性豊な人間に成長させるための奉仕活動を推進し、会員の間に友情、親善および相互理解の精神を育成することを目的としている。毎月2回以上例会を開き、スポンサー・ライオンズクラブが適当と認めた額の会費を会員から徴収する。レオクラブの会員であった者がライオンズクラブの会員になる場合、所定の手続きをすれば、レオとしての在籍年数が1997年から加算されることになった。 レオ・デー Leo Day 1979年、80年の各複合地区年次大会において、3月の第3日曜日を「日本レオ・デー」とすることが決議された。その後、国際理事会によって、最初のレオクラブが結成された日(12月5日)を「国際レオ・デー」とすることが決議されたが、「日本レオ。デー」は時期的にも適切であるとの理由で存続されている。この日を記念して、奉仕活動やPR活動が広範囲にわたって実施される。 |