2016.7-2017.6 会長 L久保和博
会長就任にあたって
歴史ある修善寺ライオンズクラブ(LC)の会長に就任するという栄誉に浴し少し興奮気味で書いております。 ライオンズクラブ国際協会は今年6月で創立100周年となり、修善寺LCも来年度は50周年を迎える今日、先人のメンバーの方々の輝かしい業績を振り返って我々現在のメンバーが今何を為すべきか考えさせられます。人数は力なりの通り、会員の増強はクラブに課せられた最大の課題であります。40名の会員でスタートし、最大64名に達したこともある当LCの会員数はこの13年間28~30名と膠着状態にあります。 新会員を獲得し、会員をもっと増やすには結局のところ入会してみたいと思う魅力あるクラブとするのが一番です。その為には何をやっている組織なのか、駅前で街頭活動しているあの連中、今日もFMでダメゼッタイを言っているあの奉仕クラブかと市民におなじみの組織になることがその第一歩です。
LCのモットーがWe serve〔奉仕〕であることは言うまでもありません。医学的には奉仕活動は奉仕者自身の脳への報酬(A10報酬系でのドパミンの適度の分泌)として働きます。また奉仕活動は認知症防止になるとの報告もあります。
何故かくも多くの人々が今回の熊本地震の災害現場でボランティア活動に参加するのかはこの報酬があるからでしょう。汗を流した活動は単にお金で解決するより多くの報酬(満足度)が得られます。 従って今年度の修善寺LCのスローガンは『奉仕はおのれへの報酬、みんなでやろう汗かく奉仕活動』とします。
薬物乱用防止活動は私が12年前に入会して立ち上げた奉仕活動ですが小中学校での薬学講座、駅前での街頭活動はFM-IZUのスポット広告や新聞記事などで既におなじみとなっているようにおもいます。昨年度の藤井会長が始めたメガネリサイクル事業や地域貢献活動助成事業は市の皆さんに当LCを知ってもらう機会を更に増やす大きなスチャンスです。今年はこれらの事業を更に深耕させ、もっとおなじみにしたいと思います。
最後に皆さんにお願いしたいのは会員一人ひとりが本年度は何の役割を任されているのかを知り、何が出来るのか考え、それを実行していただきたいと思います。一年間皆さん頑張って自分への多くの報酬を獲得してください。また執行部へのご協力を宜しくお願いたします。